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    教育モジュール - 第3弾 

    2024年1月23日の世界教育デーに、本教育モジュールの第3弾が発表されました。

    今回は世界56か国、184の中学校から34,385人の生徒たちが「SEA BEYOND」のトレーニングを受け、海洋と気候のつながりや、それに関連する環境問題について考察。プログラムには、ユネスコIOCの専門家による授業シリーズ、学生および教師向けの海洋リテラシートレーニングセッションが含まれ、最終的には2024年6月に国際コンクールが行われます。

    参加校

    «「今年のプログラム登録者の記録的な数字を見ても、私たちが正しい方向に進んでいること、そして『SEA BEYOND』が真の変化を生み出すことができることを示しています。」 さらに、次のように加えました。「国境なき図書館との新たなパートナーシップは、SEA BEYONDの初めての人道的なプロジェクトです。私たちは、新しい世代に働きかけて海洋の重要性とその保護の必要性に対する意識を向上させたいと考えています。そして、そのために世界のすべての若者にチャンスを与えたいのです。」»

    ロレンツォ・ベルテッリ(プラダ・グループ業務執行役員、および国連海洋科学10年アライアンスのパトロン)

    «人類は海洋に依存していますが、海洋の未来は人間の活動によって危機に瀕しています。海を救うためには、科学的研究を支援し知識を発展させるだけではなく、教育に投資しなければなりません。ユネスコとプラダ・グループが支援するこのプログラムは、若い世代の意識を向上させ、好ましい習慣へと導くための非常に前向きな取り組みの好例と言えるでしょう。»

    オドレー・アズレー(ユネスコ事務局長)

    THE WINNING PROJECTS

    The third edition of the educational program drew to a close with an awards ceremony on 20th November 2024. This date also marks International Day for the Rights of Children and Adolescents, highlighting SEA BEYOND's commitment to the younger generations.

    Shanghai High School International Division,
    China

    EnviroVision School of Sustainability, 
    India

    American Institute of Monterrey,
    Mexico

    SEA BEYONDERS

    エンゾ・バラッコ
    バラッコ - 写真家、気候変動アーティスト
    エンゾ・バラッコ

    エンゾ・バラッコはエミー賞にノミネートされた写真家です。「The Noise of Ice: Antarctica」の作者であり、ロンドンとニューヨークを仕事と生活の拠点としています。ファッションとラグジュアリー業界で一生の仕事としてのキャリアを築いた後、彼の関心は持続可能性に移り、アートを通じて人々の意識を高めることを目指しています。過去数年にわたって、世界の主要な政府組織、文化団体、慈善基金などと協力して、プロジェクトに関連するグローバルエクセレンスのネットワークを築いてきました。現在、エンゾはガラパゴスに関する新刊本の作成中で、2022年末に出版予定です。

    ティトゥアン・ベルニコ
    コーラル・ガーデナーズ創設者兼CEO、ナショナル ジオグラフィック エクスプローラー
    ティトゥアン・ベルニコ

    コーラル・ガーデナーズ創設者兼CEOのティトゥアン・ベルニコは、太平洋の中央に位置するフランス領ポリネシアで真珠養殖場を経営する両親のもとで育ちました。

    2017年には、幼い時からサーフィンを楽しんできた故郷のサンゴ礁の白化を目にして衝撃を受け、若干18歳にして島の友人数人と共にCoral Gardeners(コーラル・ガーデナーズ)を創設し、自らの遊び場を保護するために行動を起こすことに決めました。
    それから7年足らずのうちにベルニコは、ガーデナーから科学者やエンジニアまで、世界各地に拠点を置く60名を超えるメンバーからなるチームを結成し、フランス領ポリネシア、フィジー、タイで活動を展開するようになり、まもなく他の地域へも活動を広げていく予定です。
    チームと協力しながらこれまでに100,000を超えるサンゴを植え、伝説的なパートナーのナショナル ジオグラフィック、そしてジェイソン・モモアやクリスティーナ・ミッターマイヤーなどのアンバサダーと共に、何百万もの人々の意識を高め、海洋保護を目指す画期的な地球規模の挑戦に取り組んでいます。

    ジョヴァンニ・キミエンティ
    海洋生物学者、ナショナル ジオグラフィック エクスプローラー
    ジョヴァンニ・キミエンティ

    ジョヴァンニ・キミエンティは、バリ大学(イタリア)の海洋生物学者兼ナショナル ジオグラフィック エクスプローラー。世界各地のサンゴ、特に黒サンゴとウミウチワを中心とする深海のサンゴを研究しています。進化論的科学と環境科学の博士号を有するキミエンティは、これまでに多数の調査航海に参加し、深海調査のための潜水装置や遠隔操作探査機のほか、テクニカルダイビングによって調査を行っています。研究分野において、アッカデーミア・デイ・リンチェイ、地中海科学委員会、深海生物学会、モナコ大公アルベール2世などから権威ある科学賞を複数受賞しています。

    マヤ・ガベイラ
    ビッグウェイブサーファー、海洋と若者のユネスコチャンピオン
    マヤ・ガベイラ

    マヤ・ガベイラは、史上最も影響力のあるサーファーの一人で、女子史上最大のビッグウェーブ記録を2つ保有しています。この2つの記録はどちらも、世界で最も大きな波のスポットとして知られるナザレで達成されました。彼女の2020年のサーフィンの世界記録73.5フィート(22.4メートル)は、あらゆるサーファー(男女両方)によって達成された2020年最大のビッグウェーブでもあります。ガベイラは、ワールドサーフリーグ(WSL)でのビッグウェーブサーフィンの8つのタイトルを保持しています。ESPY賞、ティーン・チョイス・アワードを受賞し、ローレウス賞に2回ノミネートされています。彼女は、海洋と若者のユネスコチャンピオンであり、世界最大の海洋保護を専門とするNGOオセアナの理事会メンバーでもあります。2022年には、『Maya and the Beast』
    と題した最初の絵本を出版しました。また、自身のブランドとして、ブラジル北東部のサステイナブルな海藻を使用したオーガニック日焼け止めのラインナップ、Blue Ayaをローンチしています。

    ヴァレンティーナ・ゴットリーブ
    環境インフルエンサー、俳優
    ヴァレンティーナ・ゴットリーブ

    ヴァレンティーナ・ゴットリーブは、15年以上にわたってイベントマネージメントセクターを運営。その活動を通じて、数多くの科学協会や医療トレーニングプロジェクトを推進してきました。それと並行して、テレビやメディアプロジェクトのクリエイティブ・ディレクターや女優として、エンターテイメント業界でも常に活躍してきました。ヴァレンティーナは、自然を讃え持続可能性を重視する価値観を共有する重要性を鑑み、レスポンシブルコミュニケーションに登場しています。SEA BEYOND教育プログラムにも指導者として参加しており、サルデーニャの海底に潜り、ポシドニアの森林再生の様子を記録するなど、プロジェクトの主要なロケーションやテーマを紹介しています。

    カルメロ・イスグロ
    生物学者、MuMaミラッツォ海洋博物館創設者兼ディレクター
    カルメロ・イスグロ

    イスグロは、生物学者およびMuMaミラッツォ海洋博物館創設者兼ディレクター。マッコウクジラのシソの骨を回収し復元した経験を持つ、

    プラダとユネスコIOCのSEA BEYONDer(「Sea Beyond」は、プラダ・グループとユネスコの政府間海洋学委員会(IOC)による、持続可能性と海洋保護に対する意識向上を目的とした教育プログラム)です。

    メッシーナ大学自然史博物館技術科学委員会のメンバーでもあり、多数の大学、研究機関や協会と協力しています。
    過去にピエロ・アンジェラが授与したことのある名誉ある「Cavaliere del Mare(海の騎士)」の称号を、Marevivo協会のロザルバ・ジューニ会長より授与しています。
    長年にわたってイスグロは、海の保護と座礁など困難な状況にあるクジラ目とカメ目の回復に取り組んできました。2017年には、マッコウクジラがエオリア諸島の沖合で違法漁網によって死んでいるのが発見され、胃の中から大量のプラスチックが見つかったことで話題となりました。イスグロは、後に「シソ」と改名されたこの10トンのマッコウクジラの骨格の回収を一人で成し遂げました。さらに骨格を復元した後、ミラッツォの古代城に1529年に建てられた教会で、後に軍事要塞となった建物の中にMuMaミラッツォ海洋博物館を創設しました。2019年には、同博物館においてイタリアのセルジオ・コスタ環境大臣との会議を開催。
    ウミガメからマッコウクジラの「ファーリー」やクジラの「コダモッツァ」などの大きなクジラ目まで、苦しんでいる野生動物を救助する多数の活動に協力してきました。

    イスグロは幼稚園児から大学生までを対象に、科学の普及と環境教育に携わっています。
    Striscia la Notizia(Canale 5)、Le Iene (Italia1)、Geo (Rai3)、Kilimangiaro (Rai3)、Lineablu (Rai1)、Lineaverde (Rai1)など、多数のイタリアのテレビ番組とも協力し、毎週日曜日午後1時30分から放送されるCanale 5の番組「L'arca di Noè(ノアの方舟)」の「Pillole di blu」コーナーの編集を担当しています。

    エリサベッタ・ザヴォリ
    フォトジャーナリスト、ナショナル ジオグラフィック エクスプローラー
    エリサベッタ・ザヴォリ

    環境科学の学位を持つザヴォリは、2009年からフォトジャーナリスト・ドキュメンタリーフォトグラファーとして活躍しています。自然を愛する心から環境ジャーナリズムの道を選び、気候変動が海沿いのコミュニティに与える影響や、グローバルノースの市場が新興市場諸国の森林破壊、水銀汚染、不適切な廃棄物管理に果たす役割に関する問題を取り上げてきました。2012年から2018年までは、インドネシアのジャカルタで暮らし、海と沿岸の海洋環境に関する広範囲にわたる問題に取り組みました。ザヴォリは、環境問題の解決策について話し合い、現地の状況を伝えることで世界中の人々を鼓舞する力を持つ「ソリューションジャーナリズム」のアプローチを信じています。他の人の視点に共感し、尊重し、理解を示す彼女の姿勢は、自らのコミュニティを超えて多くの人々とつながり、事実を伝えるのに役立ってきました。ザヴォリの作品は、生態系の複雑さに対する深い理解を豊かで多層的なビジュアルストーリーへと昇華させています。

    プロのフォトグラファー・ビジュアルストーリーテラーとして10年を超える経験を持つザヴォリは、公開された広範で重要な国際的プロジェクトの製作・実現を行っており、複雑なトピックに対する意識や理解を高め、彼女が取材した現地のコミュニティにポジティブな影響を与えてきました。

    これまでのジャーナリストとしての功績が認められ、2016年の欧州ジャーナリズムセンター(EJC)や、2021年のアース・ジャーナリズム・ネットワーク(EJN)とナショナル ジオグラフィック協会緊急ジャーナリスト基金など、多数の賞を受賞しています。2022年には、ナショナル ジオグラフィック エクスプローラーとなっています。また、第68回マギー賞や第78回POYi賞などの国際的な写真賞を受賞し、イタリアのゲッティイメージズのエディトリアルのほか、『ニューヨークタイムズ』紙に定期的に寄稿しています。

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    23 May 2024
    写真家エンゾ・バラッコとSEA BEYOND教育プログラムをテーマとした「Prada Possible Conversation」を開催
    23 January 2024
    プラダ・グループとユネスコが、「SEA BEYOND」教育プログラムを56か国に拡大

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