HIGHLIGHTS
目的と価値観
2020年10月、プラダ・グループは、プラダ北米地域の多様性・平等・受容性の最高責任者にマリカ・サヴェル氏を任命しました。マリカ氏は、プラダの全レベルに多様な視点や体験を浸透させるためのポリシーや戦略、プログラムの企画を担当しています。彼女はこれまで、グローバルなラグジュアリーカンパニーにおいて多様性に関するイニシアチブをリードしてきました。その幅広い経験を基に、グループのグローバルリーダーシップと密接に協力し、グループにおける受容性の文化の強化と、従業員のための公正な教育推進の機会の確保に努めています。彼女はさらにプラダ・グループの多様性と受容性に関する諮問委員会およびグループのクリエイティブ デザイン チームとも密接に協力し、人種、文化、政治に関するグローバルな動きや問題点について、私たちに最新の情報を提供しています。
2019年2月プラダ・グループは、アート、ファッション、文化施設、大学、社会運動の指導的地位にあるメンバーで組織される多様性と受容性に関する諮問委員会を立ち上げました。委員長は、アーティスト、ソーシャルイノベーター、そしてRebuild Foundationの創始者のシアスター・ゲイツ氏で、2022年4月1日までは受賞歴のある作家、監督、プロデューサーのエイヴァ・デュヴァーネイ氏が共同委員長をつとめました。
その他のメンバーは、ファッション工科大学(FIT)学長のジョイス・F・ブラウン氏、人道支援家であり国連人口基金(UNFPA)戦略的パートナーシップ最高責任者のマリアローザ・クティッロ氏、ハーバード大学の美術・建築史、アフリカ人およびアフリカ系アメリカ人研究の准教授サラ・ルイス氏です。
プラダの多様性と受容性に関する諮問委員会は、完全に独立した諮問機関として中心となるイニシアチブを育て、文化的討論を促進するとともに、社内やファッション産業をはじめ、広くマイノリティの人々の地位向上を目指します。