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    教育モジュール - 第2弾

    2021年6月8日の世界海洋デーに、本教育モジュールの第二弾が発表されました。
    参加学生は、2021年秋から2022年春まで実施されたユネスコ政府間海洋学委員会(UNESCO-IOC)の専門家によるウェビナーシリーズを受講し、「持続可能な開発のための海洋科学の10年」の10の課題に取り組みました。

    2021/2022年の教育モジュールには、ブラジル、中国、イタリア、メキシコ、ペルー、ポルトガル、イギリス、南アフリカから10校が参加しました。学生たちはそれぞれ、リサイクル段ボールで作られたバイザーを着用して「SEA BEYOND」をテーマにした臨場感あふれるVRコンテンツを体験し、プラダ・グループの海洋保護に関する取り組みを学びました。

    参加校

    «第2弾では、SEA BEYONDプロジェクトに継続して参加くださる生徒の皆さんに感謝の気持ちを込めて、イベントを開催することにしました。リスボンで開催される国際海洋会議は、海とその資源の保護という、私たちにとって非常に身近な問題について、もう一度語り合うには、最適だと思ったのです。»

    ロレンツォ・ベルテッリ、プラダ・グループCSR担当責任者

    «国連機関、国、NGO、民間セクターの代表および海洋保護活動家がここリスボンに集結して健全な海を目指す計画を立てる一方で、世界中の若者の努力と献身にも期待する必要があります。SEA BEYONDプロジェクトの第2弾では、どんなに若くても変化をもたらす力があることが再び実証されました。»

    ウラジミール・リャビーニン、ユネスコIOC事務局長

    受賞プロジェクト

    2022年春には、プラダ・グループとユネスコIOCは、「海洋の10年」の10の課題を(テキスト、グラフィック、インタラクティブなコンテンツを使用して)自由に解釈できる学校対象のコンテストを実施しました。優勝プロジェクトは、リスボンにおける国連海洋会議期間中の2022年6月29日に表彰されました。

    第1位

    ニュートン大学
    リマ - ペルー

    第2位

    上海高校国際部門
    上海 - 中国

    第3位

    マルセリン トンマゼーオ(ITET)
    ミラノ - イタリア

    THE MEMBERS OF OUR JURY AND THE MODERATOR

    エンゾ・バラッコ
    バラッコ - 写真家、気候変動アーティスト
    エンゾ・バラッコ

    エンゾ・バラッコはエミー賞にノミネートされた写真家です。「The Noise of Ice: Antarctica」の作者であり、ロンドンとニューヨークを仕事と生活の拠点としています。ファッションとラグジュアリー業界で一生の仕事としてのキャリアを築いた後、彼の関心は持続可能性に移り、アートを通じて人々の意識を高めることを目指しています。過去数年にわたって、世界の主要な政府組織、文化団体、慈善基金などと協力して、プロジェクトに関連するグローバルエクセレンスのネットワークを築いてきました。現在、エンゾはガラパゴスに関する新刊本の作成中で、2022年末に出版予定です。

    ロレンツォ
    ベルテッリ - プラダ・グループCSR担当責任者
    Lorenzo Bertelli

    ロレンツォ・ベルテッリは、2019年からプラダ・グループのマーケティング責任者を務めており、2020年からグループのCSR責任者に任命されています。プラダ・グループのマーケティング&コミュニケーション戦略、プラダ・グループ全ブランドのリテールチャネルの開発、革新、販売分析を統括すると同時に、サステイナビリティの戦略と取り組みに対するプラダ・グループ全体のアプローチを決める責任者でもあります。彼は、2017年にプラダ・グループにデジタルコミュニケーションの責任者として入社し、2018年にマーケティング&コミュニケーションの責任者に任命されました。また、2015年からPrada Holding S.p.A.の取締役も務めています。
    2021年、理事としてPrada S.p.A.取締役会に加わりました。
    2008年にミラノのサン・ラッファエーレ大学で哲学の学位を取得。プラダ・グループのCEOであるミウッチャ・プラダとパトリッツィオ・ベルテッリの息子。

    ファビアン・クストー
    クストー - ダイバー、海洋学探検家、環境保護活動家
    ファビアン・クストー

    ファビアンはジャック=イヴ・クストー氏の初孫であり、幼少の頃から、有名な祖父の船、カリプソ号とアルシオーネ号に乗船し、4歳の誕生日にはスキューバダイビングの技術を学びました。彼はサメの研究で知られています。2000年から2002年まで、ファビアンはナショナル ジオグラフィックの「Explorer-at- Large」として、人々のサメに対する考えを変えることを目指した特別テレビ番組「Attack of the Mystery Shark」のコラボレーションに参加しました。2003年から2006年には、CBSで放映されたドキュメンタリー「Mind of a Demon」を制作しました。数多くのスタッフの協力を得て、ファビアンは長さ14フィート、重さ1,200ポンドのサメの実物大の潜水艦「トロイ」を作成。自らサメの世界に入り、この謎に満ちて、誤解されがちな生き物から見た貴重な世界を視聴者に紹介してきました。続く4年間(2006年~2010年)、祖父の有名な1978年のPBSシリーズ「The Cousteau Odyssey」に着想を得たPBSの長編シリーズ「Ocean Adventures」に、父ジャン=ミッシェル・クストーと姉のセリーヌとともに参加しました。その後は複数の人道的使命に基づく慈善組織に参加し、地域コミュニティや世界中の子供たちと協力して、地域の海の生態系を守る活動に取り組んでいます。2014年6月、ファビアンの潜水技術者チームは、フロリダに設置された世界で唯一の海中実験施設「アクエリアス」で、海中滞在期間最長記録となる科学実験「ミッション31」を実施しました。ファビアンの「ミッション31」は、祖父が作った海中滞在実験施設(コンシェルフ2号)の50周年を記念し、より深い場所でより長期間にわたる詳細な実験を行い、海洋調査の新境地を開きました。その様子は複数の媒体でライブ配信され、この青い地球の冒険と神秘を世界に紹介しました。2016年の初めには、世界にプラスの変化をもたらす乗り物を作るという夢の実現に向けて、ファビアン・クストー海洋学習センター(「FCOLC」)を設立しました。現在、ファビアンはいくつかのプロジェクトを進行中であり、その多くの時間を国際海洋スペースステーション、Proteus™や非営利のイニシアチブ、FCOLCに費やしています。そのプロジェクトには、サンゴ礁回復プログラム、ビーチクリーンアップ、海亀保護、海洋ディスカバリー教育カリキュラム プログラムなどがあります。ファビアンはProteus Ocean Group(POG)の共同創設者兼取締役会長であり、Explorers Club会員、WWF Ocean Witnessです。また、River Keepers and the Sea Keepers Science Councilの取締役でもあり、最近ではNGO Committee Sustainable Development-NYの名誉アドバイザーに指名されています。国連NEXUSグローバル ゴールアワードのエクセレンス&リーダーシップ、映画制作アワードのデビッド・アッテンボロー エクセレンス、ゴールデンイーグル アワード、ビニース ザ シー ダイバー オブ ジ イヤー、ワールドチーム「パイオニア フォー ザ プラネット」アワード、ピーター・ベンチリー ライフタイム アワードなど数々の賞を受賞しており、ISS(インターナショナル スーパー ヨット ソサエティ)アワードの審査員を務め、ISSファビアン・クストー ブルーアワードを創設しました。

    カースティン・フォシュベリ
    フォシュベリ - 海洋科学者、社会起業家
    カースティン・フォシュベリ

    カースティン・フォシュベリはペルーの海洋保護生物学者です。
    また、研究、教育、持続可能な開発の取り組みを通じて沿岸部のコミュニティの力を海洋保護に活かすペルーの非営利組織「Planeta Océano」の創設者兼責任者です。
    その取り組みで、海洋保護に関わる海岸線のコミュニティの数多くの人々と共に、ペルーでの先駆的なオニイトマキエイ保護活動、絶滅危惧種ノコギリエイの保護、ペルー北部の海洋教育ネットワークの設立、海洋知識を広めるための国境を超えた学校の連携など、様々な活動に尽力しています。フォシュベリは国際非営利組織Migramarの役員であり、官民セクターおよびユネスコや政府間海洋学委員会などの政府間組織のコンサルタントを務めています。フォシュベリは、『フォーチュン』誌の「世界の偉大なリーダー50人」、『タイム』誌の「次世代のリーダー」、『フォーブス』誌の「30歳未満の30人 社会起業家部門」に選ばれました。また、CNNの「Call to Earth」のゲストエディターも務めています。その実績はドキュメンタリー「カースティンと巨大なマンタレイ」と「永遠の惑星:海洋のヒーロー」に取り上げられています。また、ダボスの世界経済フォーラム年次総会、国連本部、王立地理学会など、16か国を超える国々で講演しています。ロレックス賞とホイットリー賞(「グリーンオスカー」)を受賞。世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーズ、アショカ・フェローに選出されたほか、フレンズ・オブ・オーシャン・アクションの一員でもあります。

    ヴァレンティーナ・ゴットリーブ
    環境インフルエンサー・俳優
    ヴァレンティーナ・ゴットリーブ

    ヴァレンティーナ・ゴットリーブは15年以上にわたってイベントマネージメントセクターを運営しており、マーケティングおよび開発部門でスキルを活かしています。その活動を通じて、数多くの科学協会や医療トレーニングプロジェクトを推進してきました。
    管理職としての役割と並行して、テレビやメディアプロジェクトのクリエイティブ・ディレクターや女優として、エンターテイメント業界でも常に活躍してきました。ヴァレンティーナは、持続可能性を重視する価値観や自然へ思いを分かち合うことを考えた、レスポンシブル コミュニケーションに登場しています。ヨガや山でのアクティビティに加え、ダイビングやウィンドサーフィンなど自然に関わるスポーツを愛するヴァレンティーナは、私たちの地球や海を守るための社会に役立つコンテンツの普及に尽力しています。SEA BEYONDキャンペーンにも指導者として参加しており、サルデーニャの海底に潜り、ポシドニアの森林再生の様子を記録するなど、プロジェクトの主要なロケーションやテーマを紹介しています。

    ウラジミール・リャビーニン
    リャビーニン - IOC事務局長兼ユネスコ事務局長補
    ウラジミール・リャビーニン

    ウラジミール・リャビーニン博士(1978年工学、1982年哲学、1995年理学)は、ユネスコ政府間海洋学委員会事務総長兼ユネスコ事務局長補です。リャビーニン博士は、海洋学者であり、船舶機関士、気候学者、そしてロシアの名誉気象学者です。彼の研究は、気象予測、船舶工学、海洋および気候科学における様々な成果につながっています。これまでの所属先は、ロシアのハイドロメットセンター(研究者兼研究所長)、モスクワ大学(講師)、国際海洋研究所(所長)、世界気候研究計画(上級技師)などです。リャビーニン博士の研究は、海流の数学的モデル化からスタートしました。彼は、5~7日先のロシアの天候予測を始めた最初のソビエトモデルの主要開発者です。後に、ロシアの北極圏での海氷研究と大陸棚開発の大型事業の統括に従事しました。また、海面の風波の数学的モデルも開発しました。
    海洋と大気、海氷に関する知識を活かし、1980年代に国連で専門家として活動を開始、1990年代には海洋観測システムのコア設計に貢献。2000~2010年代には世界の気象研究の取りまとめを行っていました。2015年以降は、科学的に海洋を保護する活動に重点的に取り組んでいます。

    ヒューゴ・ヴォー
    ヴォー - 海洋探検家、サーファー
    ヒューゴ・ヴォー

    1977年にリスボンに生れたヒューゴ・ヴォーは環境活動家であり、人々のやる気を喚起するスピーカーであり、フリーダイバーとしてもプロのビッグウェイブサーファーとしても活躍しています。世界有数の偉大なウォーターマンであるヴォーは、ナザレの巨大波のサーフィンに挑戦したパイオニアの一人であり、トーインサーフィンや過酷な状況下でのレスキューのエキスパートでもあります。アゾレスを本拠地とする非営利環境組織、Atlantic Giantsの創設者であり、ポルトガルの海洋保護エリアのアンバサダーも務めているヴォーは、海洋の保護と再生に生涯を捧げています。
    そのサーフィンのキャリアで最も輝かしい記録は、伝説的な35mの高波「ビッグママ」。これは世界で最も高い波が来るナザレのプライア・ド・ノルテで史上最も高い波とされています。

    パトリシア・フルタード・ドゥ・メンドンサ
    海洋保護活動家
    Patricia Furtado de Mendonça

    パトリシアは、ブラジル人アーティストであり、人を動かすスピーカーおよび海洋活動家であり、そして「Water & Ocean Reconnection Experience」のファシリテーターでもあります。リオデジャネイロ大学で舞台芸術の修士号を取得し、イタリアのボローニャ大学で演劇、芸術、音楽研究の学士号を取得しました。芸術的かつ学術的な環境でのアート + 教育 + サステイナビリティに関する交流活動やNGO、民間企業、行政組織での活動に20年間従事した後、2017年には彼女が何よりも愛する海に人生を捧げることを 決意。人間と海や水とのつながりを取り戻す学際的プロジェクトを開発する組織「Acqua Mater」を設立しました。2019年、Acqua Materの「Nomadic Water School」が制作した初のドキュメンタリー「We are Water」をリリース。新たな水文化の創出、海洋リテラシーの指針と内容の普及に尽力するほか、海の記憶にまつわる継続的な研究を行い、伝統的な知識と人間科学、自然科学とを結び付けています。彼女は若者たちを導くアドバイザーとして、SOA(Sustainable Ocean Alliance)、Waterlution、UNFCCC Youngo(若者NGO)の「Ocean’s Voice」など、様々な若者向け国際組織と協力しています。また、ラテンアメリカ海洋教育者学会(RELATO) のブラジルのコーディネーター、国連グローバルコンパクトのブラジルネットワークの「ImPact Professional」も務めています。さらにIOC-ユネスコがコーディネートする海洋10年活動「Ocean Literacy With All」(OLWA)を開発している世界チームも統率しています。

    優秀学生授賞式

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    2022年06月29日
    PRADA GROUP AND UNESCO-IOC ANNOUNCE THE WINNERS OF SEA BEYOND SECOND EDITION
    2022年03月22日
    PRADA GROUP AND UNESCO-IOC TOGETHER FOR SEA BEYOND - UPDATE OF THE EDUCATIONAL PROGRAMME ON THE OCCASION OF THE WORLD WATER DAY
    2021年06月08日
    PRADA GROUP PRESENTS THE SECOND EDITION OF SEA BEYOND, THE EDUCATIONAL PROGRAMME ON OCEAN PRESERVATION IN PARTNERSHIP WITH IOC-UNESCO

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