HIGHLIGHTS
目的と価値観
Miu Miu Musingsは、各地を移動するミュウミュウ主催のディベートシリーズです。ジャーナリストのペニー・マーティンが議長を務めるこのイベントは、濃密な文化交流の場として、参加者にさまざまな問題について考える機会を提供します。ディベートはさまざまな場所で開催されます。世界中の女性シェフが作るメニューを試食しながら、あらかじめ設定された毎回異なる議題に取り組みます。ファッションの世界だけでなく、音楽、芸術、ジャーナリズムの世界を代表する参加者も、その日の動議に賛成または反対することで意見を表明する機会があります。
このプログラムの第3回目のディベートが、北京の「Cafe Zi」で開催されました。ランチ(シェフ、メイ・チョーによるチャイニーズフュージョン料理)の間、議長が編集者のアン・フリードマンとアーティストのロージー・チャンとともに、その日の議題 「本院は、この世にオリジナルなものはないと信じる」(単調さの概念に関する聖書由来の表現)について、参加者の意見を募りました。反対17票、賛成10票で「Miu Miu Musings議院は、完全に新しいアイデアなどというものはこの世に存在しない、という意見を明確に否定する」ことを決議しました。
ニューヨークのベアトリス・インで、第2回目のイベントが開催されました。ペニー・マーティンが議長を務め、デジタルコンサルタントのアミナトウ・ソウ、写真に関するキュレーターおよび著作家のシャーロット・コットンとともに昼食をとりながら、「写真を撮ることをやめる必要性」という議題でディベートを開催しました。最終投票でゲストは、「写真を撮り続けるべきだ!」という意見に賛同しました。
3回にわたるディベートの第1回目は、ロンドンのサマセットハウスのビクトリア調のダイニングホールで開催されました。ペニー・マーティンが議長を務め、女優のローレン・コリンズとデザイン評論家のアリス・ロウソーンがスピーカーとして登場。参加者は、「本院は、電話と別れる時だと信じる」という動議について意見を求められました。反対19票、賛成10票で、「電話と別れる時ではない!」と唱える側の 勝利となりました。