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    SHAPING A SUSTAINABLE DIGITAL FUTURE(持続可能なデジタルの未来を創造)

    2018年11月20日 - プラダ財団、ミラノ

    「Shaping a Sustainable Digital Future(持続可能なデジタルの未来を創造)」は、プラダ・グループの「未来を創造」カンバセーションの第2弾です。

    今年のカンファレンスでは、持続可能性とデジタルイノベーションの関係を探りました。ゲストスピーカーは、ビジネスと社会の持続可能な発展にテクノロジーがどのように貢献するかを検討し、テクノロジーの発展によってもたらされる差し迫った危険について考察しました。

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    overview of the day
    THEMES & SPEAKERS

    ニコラス・ネグロポンテ: デジタルを超えて

    MITメディアラボの名誉所長ニコラス・ネグロポンテが力強い基調講演を行い、資本主義、企業家精神、民主主義、教育、文化、集団思考、テクノロジーに対する新しい考え方の相互作用について語りました。

    カンファレンス

    カンファレンスの議題

    午前中いっぱい行われた討論では、両大学の教授がパネルのモデレーターを務め、ビジネス界の指導者と機関や国際的な団体の代表がトピックについて議論、それぞれの考察や経験を披露しました。

    講演者 アルファベット順

    アレッサンドロ・プルン
    ミラノ工科大学経営大学院グローバルラグジュアリー管理部修士課程ディレクター
    アレッサンドロ・プルン

    氏は、ミラノ工科大学で経営工学の修士号と博士号を取得。ミラノ工科大学の准教授であるとともに、現在はシックスシグマの経営者訓練ディレクターおよびミラノ工科大学経営大学院のグローバルラグジュアリーグッズ・サービス管理部修士課程ディレクターも務めています。彼の主な研究内容は、品質管理とラグジュアリーマネージメントに関連しています。

    教職と研究任務に加え、その他の一連の活動にも活発に参加しています。また、自身が7年前に設立したラグジュアリーリテール、業務およびサプライチェーン管理に関する国際ワークショップを含む、いくつかの国際会議の組織委員会の一員も務めています。さらに、業務・品質管理分野のインターナショナルジャーナルの審査員、およびシックスシグマ改善プログラム採用企業に関連する文化的な取り組み、「Circolo Six Sigma」の創設者でもあります。

    最近では、サステナブル ラグジュアリー アカデミーを創設。これは、ラグジュアリービジネスをより持続可能なビジネスにするという共通の目的を持つラグジュアリー企業・機関が参加する長期プログラムです。

    ラファエラ・カグリアーノ
    ミラノ工科大学経営大学院経営工学部副部長兼人材管理・組織部教授
    ラファエラ・カグリアーノ

    ラファエラはミラノ工科大学経営大学院の正教授で、リーダーシップとイノベーション、企業経営と運営、調査方法論と組織と経営、および組織理論とデザインを教えています。 
    また経営大学院の主要教授陣の一人であるとともに、経営・経済・産業工学部の副部長と同大学の経営大学院の理事も務めています。
    ラファエラは運営管理と持続可能性の分野における専門家として、高く評価されています。主な研究分野は製造とサプライチェーン戦略で、特に、持続可能な業務の開発における組織パラダイム、モデル、実践に重点を置いています。
    ラファエラは数冊の本と国際的学術誌で出版された30を超える論文の著者でもあります。また、主要な国際会議やワークショップを数多く企画した経験を持ち、2010年以来「Organizing for Sustainable Effectiveness」ネットワークの一員です。 
    ラフェエラは、ミラノ工科大学で経営・経済・産業工学の修士号と博士号を取得しています。

    ロベルタ・コッコ
    ミラノ市デジタル変革・市民サービス課助役
    ロベルタ・コッコ

    ロベルタはミラノ大学で外国語と文学を学び、卒業後マーケティング、コミュニケーション、広報の修士号を取得。
    長年にわたりMicrosoftに勤務、セントラルマーケティングディレクターとして戦略上の一連の役割を務め昇進を続け、ついにはCSRおよび全米開発担当ディレクターに就任。地域の政府や機関とともに、デジタルアジェンダの開発と実践へ向けた革新プロジェクトを推進しました。2014年には12か国を統括する西ヨーロッパ国家計画開発ディレクターに就任、その責任はさらに高まりました。 
    また2004年以来、Futuro@lFemminileとのプロジェクトに関わり、国連ウィメン、ユネスコ、ITU、UNRIC等の国際機関と緊密に協力し、ICTを通して男女間の格差の是正を目指しています。 
    2013年にはNuvola Rosaを開始しました。このプロジェクトは女性の技術・科学的訓練に力を注ぐもので、2016年にヨーロッパ27か国で採用され、10,000人を超える女性に影響を与えた取り組み、#MakeWhatsNextのインスピレーションとなりました。
    彼女は2006年2月以来、カルロ・カッターネオ大学のマーケティング学部で「ブランド管理とコミュニケーション」コースの担当教授を務めています。2010年には、イタリアのジョルジョ・ナポリターノ大統領からイタリア共和国功労勲章コンメンダントーレ章の栄誉を与えられました。彼女は2016年、ミラノ市長ジュゼッペ・サーラ氏の下、ミラノ市デジタル変革・市民サービス課の副市長に就任しました。

    レイチェル・コルディカット
    Doteveryone CEO
    レイチェル・コルディカット

    レイチェルは、インターネットとデジタル社会をより公平な場所にするために尽力する英国のシンクタンク、DoteveryoneのCEOです。彼女はこの20年間、新たなテクノロジーを製品やサービスへと変え、多くの機関のデジタル世界への順応に貢献しました。Microsoft、BBC、Channel 4のために大規模なコンテンツ主導のサービスを作成・提供した経験を有するほか、英国のデジタルアート分野の先駆者でもあります。 
    レイチェルは、金融、エネルギー、医療を含むさまざまな分野において、多くのFTSE企業の顧問も務めました。また、フォーセット協会の役員としても活躍、テクノロジーが社会にもたらす変化について定期的に執筆・講演活動を行うとともに、人々を考慮した上でテクノロジーが世界を変えるよう、挑発的な発言や政策提言を行っています。

    ラヴィ・ダール
    イェール大学経営大学院経営・マーケティング学部教授兼Center for Customer Insights所長
    ラヴィ・ダール

    ラヴィ・ダール氏は消費者行動とブランディング、マーケティング管理、マーケティング戦略の専門家で、消費者の意思決定に関する研究に心理的洞察をもたらす指導者でもあります。彼の研究では、さまざまな状況における消費者の目的追求意欲を理解することと、複数の目標を同時に追求することの可能性に重点が置かれています。ラヴィの研究は、『ビジネスウィーク』誌、『ニューヨークタイムズ』紙、『フィナンシャルタイムズ』紙、『ウォールストリートジャーナル』紙、『エコノミスト』誌、『USA Today』紙などの人気メディアで取り上げられています。
    彼は、パリのHEC経営大学院、オランダのエラスムス大学、およびスタンフォード大学経営大学院とニューヨーク大学の客員教授です。ラヴィは70を超える論文を出版し、その研究を称える複数の賞を受賞しています。また、『ジャーナル・オブ・コンシューマー・サイコロジー』誌、『ジャーナル・オブ・コンシューマー・リサーチ』誌、『ジャーナル・オブ・マーケティング』誌、『ジャーナル・オブ・マーケティング・リサーチ』誌、『マーケティング・サイエンス誌』など、主要なマーケティング定期刊行物の編集委員会のメンバーを現在または過去に務めています。さらに、アジア、ヨーロッパ、北・南米において、上級経営者向けのさまざまなマーケティングセミナーの主催経験も持ちます。

    ヴィットリオ・グリッリ
    J.P.モルガンイタリア担当会長兼法人・投資銀行部門EMEA地域担当会長
    ヴィットリオ・グリッリ

    ヴィットリオ・グリッリ氏は2014年以来、J.P.モルガンイタリア担当会長兼法人・投資銀行部門EMEA地域担当会長を務めています。J.P.モルガン内では、マクロ経済問題、世界市場開発、ヨーロッパ政治行動における上級顧問です。また、イエール大学の准教授とロンドン大学バークベック・カレッジの金融経済学教授を務めた経験を持ちます。 
    過去20年間でイタリア財務省でさまざまな役職に就き、最近ではイタリアの経済財務大臣を務めました。彼は世界市場での優れた指導者であり、2009年3月から2012年1月まで、EUの経済財政委員会のメンバーを経て委員長として貢献しました。
    ヴィットリオはボッコーニ大学で経済学の修士号を、ロチェスター大学で経済学の博士号を取得しています。

    アンドレア・イリー
    イリーカフェ社会長
    アンドレア・イリー

    アンドレア・イリー氏は、最高のコーヒーを世界に提供することを目的に1933年に創設された完全家族経営の企業、イリーカフェ社の会長です。 
    彼は、2016年まで22年間この会社のCEOを務めました。アンドレアの指揮の下で、イリーカフェは2桁の成長を達成し、世界レベルで最も有名なコーヒーブランドおよび品質面でのリーダーとなりました。イリーカフェは世界で最も倫理的な企業のひとつとして認識されています。同社は2017年にはイタリアのベストパフォーマンス賞も受賞。アンドレアの業績は頻繁に発表されており、世界各地の主要会議で講演しています。1995年には『Espresso Coffee: The Chemistry of Quality』を、2015年には『A Coffee Dream』を出版しました。 
    彼は出資者からなる企業ビジネスモデルを熱く支持しており、社会を改善するための手段として企業責任を堅く擁護しています。アンドレアは「人間主義化学者」として、イリーカフェと常に積極的な関わりをもつ文化・芸術分野を推進しています。またアルタガンマ財団会長、そしてイタリア銀行の役員会およびアッソロンバルダ諮問委員会のメンバーでもあります。

    ジョン・イワタ
    イェール大学経営大学院エグゼクティブ イン レジデンス、元IBMチーフブランドオフィサー兼上級副社長
    ジョン・イワタ

    ジョン・イワタ氏は、イェール大学経営大学院のエグゼクティブ イン レジデンスです。クーパーヒューイット・スミソニアン デザインミュージアムの理事と女子プロゴルフ協会のディレクターを務めています。 
    1984年にIBMに入社し、シリコンバレーにあるアルマデン研究所で働きました。2002年にコミュニケーション部門の副社長、2008年にマーケティング・コミュニケーション部門の副社長に就任しました。2017年にはチーフブランドオフィサーに任命されました。ジョンは、IBMチーフブランドオフィサーとして、IBMのブランド管理および国際的な目標を設定する企業としてのIBMの位置付けに対して責任を持ち、IBMの意見を世界に伝えました。彼は、マーケティングと企業広報の専門分野におけるリーダーとして認識されています。 
    マーケティング ホール オブ フェイム、CMOクラブ ホール オブ フェイム、および広報活動とビジネスコミュニケーションにおける生涯の功績を称えるページ協会ホール オブ フェイムに選ばれました。また、チーフコミュニケーションオフィサーの組織であるザ セミナーから功労賞を受賞し、2017年には『Adweek』誌によってブランドジーニアスに指名されました。サンノゼ州立大学のジャーナリズム・マスコミ学部にて、学士号を取得しています。

    アンドリュー・キーン
    技術起業家、評論家、作家
    アンドリュー・キーン

    アンドリューはシリコンバレーの革新的企業 FutureCastの専務理事で、世界各地で講演を行い、高く評価されています。FutureCastは、社会やビジネスの動向を予測する、シリコンバレーにある革新的なビジネスコンサルティング会社です。 
    アンドリューは、『Cult of the Amateur』、『Digital Vertigo』、世界的なヒット作品であである『インターネットは自由を奪う』、および最新の著書『How to Fix the Future』を含む、複数の本の著者です。彼は歴史と政治を学び、タフツ大学とノースイースタン大学でこれらの教科を教えた経験を持ちます。
    彼は、テクノロジー、ビジネス、文化、教育が社会に及ぼす影響、とりわけデジタル革命について世界各地で講演しています。『エコノミスト』誌、Google、TEDxのイベントでも講演を行いました。

    彼は高い人気を誇るTechCrunchトーク番組、「Keen On」ショーの司会も務めるほか、2015年には『GQ』誌の「最もつながっている男性100人」の一人に選ばれました。.

    ジェニー・リウ
    イェール大学経営大学院イェールセンター フォー カスタマーインサイト専務理事兼経営プラクティス学部講師
    ジェニー・リウ

    ジェニーは、イェール大学経営大学院経営プラクティス学部講師とイェールセンター フォー カスタマーインサイト専務理事を兼任しています。彼女はセンターのマーケティング教職員と協力し、トップ企業とのマーケティングプロジェクトや洞察プロジェクトのポートフォリオを通して理論を実践しています。彼女の業績には、CPG、テクノロジー、飲食、医療、金融サービスを含むさまざまな業界におけるプロジェクトが含まれます。 
    ジェニーは、マーケティングにおける感情の役割のほか、企業が消費者とのコミュニケーションに使う伝統的手法の改革により、消費者の実際の意思決定を示すことに関心を持っています。イェールでの役職に就く前は、ザ エスティ ローダー カンパニーズで高級美容の分野で働き、北米のクリニークブランドの販売および市場シェア拡大の促進を担当。ノードストローム、サックス フィフス アベニュー、ニーマンマーカス、アルタビューティー、セフォラなどの数多くの小売店を対象とするアカウント戦略の指揮を執りました。また、イェール大学経営大学院にてMBAを、ヴァンダービルト大学にて文学士号を取得しています。

    アニル・メノン
    シスコ スマート+コネクテッド コミュニティ社長
    アニル・メノン

    アニルは、シスコ スマート+コネクテッド コミュニティ(S+CC)のビジネスにおけるグローバル社長として、都市内での公共部門サービスのデジタル化に向けた構想、戦略、販売を促進しています。彼は市長や知事、大臣、国の指導者、国際的な事業会社との重要な関わりと提携を築きました。

    シスコのインターネット オブ シングス(IoT)ビジネスにおける主要リーダーとして、シスコのIoTのスタートアップ投資の多くに出資し、シスコ内でスタートアップ時からS+CCビジネスを指導、今日の10億ドル規模のビジネスへと導きました。現在シスコは、都市や産業でのデジタル変革におけるIoTおよび第四次産業革命(4IR)のトップ技術リーダーのひとりに選ばれています。アニルはシスコに入社する前は、IBMでの340億ドル規模の国際的なハードウェアビジネスを担当するチーフマーケティング・ストラテジーオフィサーとしての任務から、ハードウェアブランドからビジネステクノロジーブランドへのIBMの変換の管理まで、IBMで複数の国際的な役割を果たしました。その前は、ジョージア州アトランタのエモリー大学経営学部教授、および国際優良企業の上級顧問と経営コンサルタントを務めました。アニルは、マーケティング戦略および多変量統計・一次方程式モデルの博士号を有しています。

    また、世界経済フォーラムでも活躍し、イェール大学経営大学院センター フォー カスタマーインサイトの役員会の一員でもあります。さらに、ジョンズ・ホプキンス大学キャリービジネススクールの諮問委員会でも役職を持ち、IOTスペースのいくつかの新規事業において投資者・相談役としての役割も果たしています。

    二コラス・ネグロポンテ
    MITメディアラボ名誉所長
    二コラス・ネグロポンテ

    二コラス・ネグロポンテ氏はジェロームB.ウィズナーとともにMITメディアラボを創設し、最初の20年間指揮を執りました。MIT卒業生であるネグロポンテ氏は、コンピューターを利用した設計における先駆者で、1966年以来MITの教職員として勤務しています。

    彼は1984年に初めてのTEDトークを行って以来、13回同トークを行いました。また、40を超える言語に翻訳された1995年のベストセラー『ビーイング・デジタル - ビットの時代』の著者でもあります。

    2005年には非営利プロジェクト「すべての子どもにラップトップを」を創設し、10億ドル相当のノートパソコンを発展途上国の小学校に提供しました。民間セクターでは、モトローラの取締役会の一員として15年間務め、情報およびエンターテイメント向けデジタルテクノロジーを専門とするベンチャー投資会社のジェネラルパートナーでした。また、Zagatsや『Wired』誌を含む40社を超える企業に対して、企業資金を個人的に提供しました。

    エレナ・ザンボン
    ザンボン株式会社会長
    エレナ・ザンボン

    ボッコーニ大学の企業経済学の学位を取得した後、シティバンク、エヌ・エイでは、イタリア市場とワールドコーポレーショングループの外国人投資家を担当していました。

    1994年にはファミリーオフィス オブ ザボンファミリーを創設。これが2000年にマルチファミリーオフィスとなり、Secofindの設立へとつながりました。エレナは多国籍製薬会社であるザンボン株式会社の社長であり、その他のグループ関連会社で役員として複数の役職に就いています。

    また、Fondazione Zoé(ザンボンオープンエデュケーション)の社長も務めています。エレナはウニクレディトおよびフェラーリ社の取締役会と、イタリア工科大学の理事会のメンバーであり、イタルチェメンティ社、フォンド ストラテジコ イタリアーノ、アクロス フィナンツィアリア社、サルバニーニ社の旧取締役会メンバーもあります。

    彼女は、イタリアファミリービジネス協会(AIdAF)の会長およびファミリービジネスネットワーク(FBN)の役員にも就任しています。

    さらに、イタリアアスペン研究所の副理事長および執行委員であり、ボッコーニ大学キャンペーン委員会メンバー、ミラノ工科大学経営大学院諮問委員会の一員でもあります。

    エレナ・ザンボンは、イタリアの首相によってナイト爵を授けられました。

    ギャラリー

    2018年版

    パートナー

    プロジェクトの日程

    コンテストとハッカソン

    「Shaping a Future(未来を創造)」プロジェクトは、若い世代から得た文化的な洞察を取り入れることを目的としました。

    ミラノ工科大学経営大学院とイェールセンター フォー カスタマーインサイトが学生コンテストを開催、最終選考に進んだ学生たちは、より豊かな議論を交わす目的でハッカソンに参加しました。

    ハッカソンで表彰された学生

    「Being」プロジェクトでは、文化というレンズを通して既存のデータを分類するのに人工知能を活用することにより、文化遺産を保存・再生するサービスを提案しています。

    このサービスは、ロケーションに基づくプロファイルを作成した上で、政府に権限を持たせながらビジネスをサポートし、動向の追跡とリソースの方向転換を行っています。


    #sustainabledigitalization

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