HIGHLIGHTS
目的と価値観
2024年6月7日、ヴェネツィア – ルナ・ロッサ プラダ ピレリとユネスコは本日、第37回アメリカズカップにて世界中の人々に向けて海洋保護のメッセージを広げることを目指す、新しいパートナーシップを発表しました。本大会において、ルナ・ロッサ艇はユネスコとSEA BEYONDのロゴが表記された帆を掲げてレースに挑みます。
この発表は、「SEA BEYOND」教育プログラムの一環としてユネスコとプラダ・グループが主催した、第1回海洋リテラシー世界会議(6月7日~8日、ヴェネツィア)の初日に行われました。同プロジェクトは、2019年に若年世代に海洋教育を促進することを目的に設立されたものです。
ルナ・ロッサ プラダ ピレリの船長兼チームディレクターのマックス・シレナは、次のように述べています。「このコラボレーションをローンチできたことを誇りに思っています。ユネスコとともに海洋リテラシーと世界の海洋環境の保護を推進するために、私たちのチームと艇が選ばれたことはとても名誉なことであり、それに値するよう努力していくつもりです。」
ユネスコ事務局長のオドレー・アズレーは、次のように語っています。「ルナ・ロッサ プラダ ピレリ艇を通して、アメリカズカップに海洋保護という目標が参加することを意味します。これは、海洋教育に関するユネスコとプラダ・グループのパートナーシップを強化する素晴らしい方法です。」
ユネスコとプラダ・グループは、海洋リテラシーに対する共通の関心をSEA BEYONDプログラムの中核として、2019年以来、海洋に関する科学調査の普及と人道的プロジェクトの開発を支援する教育活動を行ってきました。
プラダ・グループの業務執行役員で、国連海洋科学の10年アライアンスのパトロンでもあるロレンツォ・ベルテッリは、次のようにコメントしています。「ルナ・ロッサ プラダ ピレリが、海洋保護においてユネスコ大使として認められたことは、私たち全員にとって大きな誇りです。国連海洋科学の10年アライアンスのパトロンとして、私個人としても、海に対する知識の拡大と愛情の共有を促進するこの相乗効果の実現に注力しています。」
今回のルナ・ロッサ プラダ ピレリとのパートナーシップは、ユネスコが長年にわたってバルセロナワールドレース、ジ・オーシャンレース、ヴァンデ・グローブに出場した乗組員を交えたセーリングを通して、海洋保護の支援と観察を行う長期プロジェクトの一環として決定されました。