HIGHLIGHTS
目的と価値観
ミラノ、2020年11月23日 – 『フィナンシャルタイムズ』紙のファッションエディターに最近就任したローレン・インドヴィク氏が、ラグジュアリー業界を対象とする年次会議、FTラグジュアリーサミットにてロレンツォ・ベルテッリと対談。2020年のデジタル会議には、ビジネスやクリエイティブ分野のリーダーおよびアナリストが招かれ、この前例のない時代にどのように直面し、将来の成長を計画するかが話し合われました。
ロレンツォは講義の中で、業界の新たなトレンド、Eコマース、「デジタルや実際の接客を通した2項式ショッピング体験」、多様性、およびすべての新規プロジェクトにおいて常にプラダ・グループの目標である環境・社会面での持続可能性について議論。さらに、消費者に価値を伝えるために今後ブランドが担う必要がある「ブロードキャスター」としての重要な役割について語りました。
現在の状況について、ロレンツォは次のように述べました。「私は将来に対して前向きに考えています。私たちはこれまでに複数の危機を乗り越えており、今のこの状況でさえも破綻していません。現在私たちは、深く熟考し、重大な変化をもたらす機会を与えられています。改善点は少なくありませんが、多くの小さな変化を起こすことにより、全体の向上が実現します。これが全体の構造を強化する唯一の方法なのです」。