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    2024年9月

    第37回アメリカズカップ開催中のバルセロナで、最新の「OCEAN&CLIMATE VILLAGE」展を開催

    2024年9月10日、ミラノおよびバルセロナ – 2024年9月24日から10月4日まで、第37回アメリカズカップを観戦できるバルセロナのオリンピック港のボガテルファンゾーンのすぐそばで、最新の「Ocean&Climate Village」展が開催されます。

    本展は、ユネスコとのパートナーシップにより2019年から実施されている教育プログラム「SEA BEYOND」の枠組みの中で、プラダ・グループの支援によってユネスコの政府間海洋学委員会(ユネスコIOC)がキュレーションしたものです。また同プロジェクトは、ユネスコとルナ・ロッサ プラダ ピレリチームのコラボレーションの一環でもあり、海洋保護と海洋リテラシーの促進を目指す第37回アメリカズカップを記念して実施されます。

    「Ocean&Climate Village」展は、海と地球の気候との繊細なつながりを探求するインタラクティブな没入型科学巡回展です。すべての世代を対象にした本展は、インフォグラフィックや写真からインタラクティブなインスタレーションや触感的な体験まで、多彩な教育ツールを活用して、地球の気候を調整する海の重要な役割を説明しています。来場者は海洋生物多様性、気候変動の科学、海洋酸性化と海面上昇による切迫した課題などの各テーマエリアを観覧できます。

    今回のスペシャルエディションは、ユネスコと現在開催中の第37回アメリカズカップに出場しているルナ・ロッサ プラダ ピレリチームのパートナーシップの一環として展示されます。このコラボレーションは、マリンスポーツにおけるサステナビリティの重要性を強調し、セーリングにより貴重なデータを収集することで海洋科学界に貢献することを目指しています。ルナ・ロッサ プラダ ピレリ艇のメインセールに掲げられたユネスコとSEA BEYONDのロゴは両者のパートナーシップを象徴しており、世界で最も名声を誇るスポーツ競技の一つであるセーリングと共に、私たちの大切な海を守り、海洋リテラシーに対する意識向上を目指す両者のコミットメントを強調しています。

    また「Ocean&Climate Village」展の来場者は、カシオペア号の船上での教育ワークショップに参加することもできます。このボートは、SEA BEYONDプログラムの枠組みの中でプラダ・グループの支援により、カルメロ・イスグロ(海洋生物学者、イタリアMuMaミラッツォ海洋博物館館長)がクラシックなセーリングボートを修復し、サステイナブルな海洋調査船に改良したものです。カシオペア号は海洋リテラシーと循環経済の実践を普及するべく、太陽エネルギーで駆動し、海洋環境と人間の活動による影響をモニタリングする最先端の計測機器を装備しています。

    これまでに「Ocean&Climate Village」展は、ミラノ・トリエンナーレ(2021年10月)、アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア(2022年3月)、ナポリのカステルデローヴォ(2023年3月)、青島海天センター(中国)にて開催されました。同展は、数年にわたりさまざまな地元コミュニティのニーズと関心に対応し、開催都市の地理的な特徴を反映しながら継続的に内容を更新してきました。

    プレスリリース
    第37回アメリカズカップ開催中のバルセロナで、最新の「OCEAN&CLIMATE VILLAGE」展を開催

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