HIGHLIGHTS
目的と価値観
ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世の改修
2014年3月に始まった改修工事は、建設現場の1日24時間稼働を可能にする革新的な自動推進式の足場のおかげで2015年4月に完了し、改修期間中に足場組みによってガレリアに覆いをかけることを避けられました。
地上で8つの構成部の上に設置された、場所をとらない特殊な機械に組み込まれている「空飛ぶ構造物」が夜間にレールシステム上を移動し、新たに完了した改修フェーズを明らかにします。
ミラノの200人以上の小学生が改修現場のガイド付きツアーに参加する機会があり、ミラノ市の記念建造物を子供たちに紹介するよい機会となりました。
改修の完成を記念する、全面が鏡で覆われた万華鏡のようなインスタレーションにより、新たに改装されたファサードがさらに豊かに演出されました。プロジェクトではベンチと双眼鏡を備え付けて改修後の建築のディテールを存分に楽しめるようにするとともに、ガレリアで座りながら会話を楽しむ昔ながらの伝統を新しく生まれ変わらせました。