HIGHLIGHTS
目的と価値観
ミラノ、2020年11月11日 - Coima SGR、Covivio、およびPrada Holding S.p.A.は、FS Sistemi Urbani SrlとRete Ferroviaria Italiana SpAにより、ミラノにあるPorta Romana鉄道操車場 (鉄道の一部26,000㎡に加えて)の1億8,000万ユーロでの買収入札を承認されました。広さ190,000㎡のこの敷地はミラノの南東地域にあり、2026年冬季オリンピックの選手村となる予定です。買収は不動産投資信託「Porta Romana」を介して行われます。この投資によりサステナビリティの理念に基づく閉鎖地域の再生が可能となり、ヨーロッパで行われている優れた都市再生計画に匹敵するプロジェクトの実施が予定されています。鉄道操車場内では、COIMAが後に学生寮となる居住施設とオリンピック村を開発し、Covivioが事務所機能やサービスの開発を担当。主にパークの質に焦点を当てているPrada Holding S.p.Aは、研究用の建物とその活動のためのオフィスを建設します。
Prada Holding S.p.A.の主要株主、パトリッツィオ・ベルテッリのメッセージ:「プラダ・グループは20年前、現在プラダ財団が所在するブレンボ通りを見下ろすロレンツィーニ通りの一角に、グループのビジネスセンターと公共文化複合施設を建設することを決めました。この数年間、ミュージアムのテラスから使われなくなった鉄道駅の広いスペースを眺めながら、産業都市ミラノの歴史を想い、その記憶をとどめたいと考えていました。この理由から、鉄道がそのエリアの廃止を決定した際、当社はスペース一帯の調和を守るという目的を共有するパートナーを探し、豊かな地域社会を築くため、この素晴らしい事業への参加を決断しました。」