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目的と価値観
2022年6月29日、リスボンとミラノ – 本日の教育プロジェクト「SEA BEYOND」第2弾の記者会見では、海洋保護活動家のパトリシア・フルタード・ドゥ・メンドンサ氏が司会を務め、教育プログラムの締めくくりとして国際コンテストで優れた成績を収めた3つの学校に賞が授与されました。審査を担当したのは、次の方々です(アルファベット順)。エンツォ・バラッコ(写真家・アーティスト)、ロレンツォ・ベルテッリ(プラダ・グループCSR担当責任者)、ファビアン・クストー(ダイバー、海洋探検家、環境保護活動家)、カースティン・フォシュベリ(海洋科学者、社会起業家)、ヴァレンティーナ・ゴットリーブ(環境インフルエンサー・活動家)、ウラジミール・リャビーニン(IOC事務局長兼ユネスコ事務局長補)、ヒューゴ・ヴォー(アスリート、海洋探検家、サーファー)。
第1位:MaArt - ニュートンカレッジ、リマ(ペルー)
第2位:海藻養殖 - 上海中学国際部、上海(中国)
第3位:ビデオゲーム「Sea Beyond」 - Marcelline Tommaseo、ミラノ(イタリア)
賞金は学校の教材の購入に役立てられます。
2021年秋から昨年春にかけて開催された教育プログラムの第2弾には、ブラジル、中国、イタリア、メキシコ、ペルー、ポルトガル、英国、南アフリカの各国から10の中等学校が参加しました。
参加各校は、ユネスコ政府間海洋学委員会(UNESCO-IOC)の専門家によるウェビナーシリーズに参加し、国連海洋科学の10年の10の課題に取り組みました。学生たちは積極的な態度で熱心に取り組み、グローバルな連携ネットワークを築きました。
プラダ・グループCSR担当責任者のロレンツォ・ベルテッリは次のように述べています。「SEA BEYONDプロジェクトは最初の2年間で重要な成果を達成しましたが、この取り組みはまだまだ大きな表現の可能性を秘めていると確信しており、それを実証したいと考えています。審査員とすべてのSea Beyond参加者はすでに1つの大家族であり、UNESCO-IOCとの共同の取り組みは始まったばかりです。今年は3校が受賞しましたが、すべての参加者が受賞に値することを強調しておきたいと思います。海洋の10年の目標を達成するためには、新世代の若者との協力が不可欠です」。
「国連機関、国、NGO、民間セクターの代表および海洋保護活動家がここリスボンに集結して健全な海を目指す計画を立てる一方で、世界中の若者の努力と献身にも期待する必要があります。SEA BEYONDプロジェクトの第2弾では、どんなに若くても変化をもたらす力があることが再び実証されました」とIOC事務局長のウラジミール・リャビーニン氏は述べています。
このイベントは、2022年国連海洋会議の公式サイドイベントの一環として2022年6月27日~7月1日に開催されました。