HIGHLIGHTS
目的と価値観
2023年1月24日、ヴェネツィア - 教育の国際デー(2023年1月24日)に因んで、プラダ・グループとユネスコはヴェネツィアの幼児のための革新的なアウトドア教育体験である「ラグーン幼稚園」を、本日トルテロ島で開始しました。
プラダ財団のヴェネツィア本社、カ コルネール デッラ レジーナで2022年5月に発表された「ラグーン幼稚園」は、プラダ・グループとユネスコの政府間海洋学委員会(IOC)による2019年のプロジェクト「SEA BEYOND」の一部であり、海と海洋資源保護のための教育推進を目的としています。
本日のプログラムでは、このプロジェクトに参加している6園の園児40人を対象に午前中のアウトドアアクティビティなどが行われ、ロレンツォ・ベルテッリ、プラダ・グループCSR担当責任者、ユネスコを代表してウラジミール・リャビーニン、アナ・ルイーザ・M・トンプソン・フローレス、フランチェスカ・サントロ、現地機関から都市計画・環境・民間建設担当顧問のマッシミリアノ・デ・マーティン、ヴェネツィア市議会教育方針担当顧問のローラ・ベシオらが参加しました。
「私たちの未来は海にあります。私たちは、若い世代にできるだけ早く海と仲良くなってほしいと願っています」と、ユネスコIOC事務局長のウラジミール・リャビーニンは語っています。
「このヴェネツィアで、今日、パラッツォ・ゾルジの本拠地でのラグーン幼稚園が実現したことは、まさに夢のようです。ユネスコは教育を重視しています。海洋リテラシーは持続可能な海の未来を担う市民を育てるためのものです」と、ユネスコ科学文化担当欧州地域事務局長、アナ・ルイーザ・M・トンプソン・フローレスは強調しました。
「今日、私たちがスタートしたSEA BEYONDとラグーン幼稚園は、プラダ・グループの社会的責任への真摯な取り組みの現れです。民間企業や機関との協力が、イニシアチブの価値観に留まらないポジティブな影響につながります。新しい世代にとって、より魅力的なカルチャーを育てることが当グループの目標です」と、プラダ・グループCSR担当責任者、ロレンツォ・ベルテッリは締めくくりました。
ラグーン幼稚園のレッスンプログラムはアウトドア教育の基本に沿ったもので、経験的学習、環境、それに関わる者のウェルビーイングを柱とした教育アプローチにより、子どもたちとの関係性、特に今回はラグーンのエコシステムとの関係構築を目的としています。自然と科学を中心に据えることに加え、このプロジェクトは、ラグーンと共にユネスコ世界遺産にも指定されており、気候変動の影響を受けているヴェネツィアの伝統や地元文化の保護・育成を推進しています。
クラスの最初の学期は2023年6月に終了します。新プログラムは学校の日程に合わせて9月に再開されます。